もう充分だ。

 

苦しみも悲しみも淋しさも、もう充分だ。
幸せになりたい。

こんな僕にだって、幸せになる権利はあるだろう。

「幸せになる権利がない」
あるいは、「幸せになるに値しない」
もしくは、僕の運命に与えられた「幸せの容量」を
使い果たしてしまったというのなら、
これ以上生きている意味がどこにあるのか。

自ら死のうとは思わない。
けれど、幸せになれないのなら、
せめて安らかな死を与えて欲しい。

 

 

©1997- TAKASHI KOJIMA All Rights Reserved.